いえづくり13

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デッキ俯瞰


定期点検その後

定期点検は色々と「後でやります」という事柄を残して終わったわけだが、その後業者が単独でやってきて床鳴りだけは調整してくれた。ぎしぎし鳴っていた床と階段の音がずいぶんと小さくなった。

まだ、何点か残っているのだが、一体いつやってくれるのだろう。担当者とは点検の時以来、会ってもいないし電話もしていない。

そうこうしている内にまた事件が起きた
また雨漏りが発生したのだ、場所は一昨年の雨漏りで処置をしてもらった箇所だ、すなわち一階の寝室。
春の大雨が降ったとき(もちろん風も強かった)に同じ箇所からの雨漏り、前回処置してくれたコーキングが切れたのだろう。これも連絡後一週間を過ぎても音沙汰なし。

困ったねぇ、社長に電話するのが早いかなぁ。


屋根だけの車庫

鳥の糞害があると車のページでも書いたのだが、それ以外にもいろいろ糞害があった。
ひとつは東側のベランダ(バルコニーと言うのか)だ。ここに鳥がやってきて糞をして帰って行く。いつだかそっと彼らの飛行経路を探ってみたことがあった。

よく観察していると彼らの飛来経路は、隣家の屋根と我が家のベランダを往来するルートが最も多いのだ。
そして彼らは器用にも飛行中に糞を放りだし、その下にある自動車にも被害を与えているのだ。

そういった理由とは別に、雨天時にも車やバイクのメンテ、大工仕事など出来る場所が欲しかった。一石二鳥を狙って、駐車場の糞よけと作業場として東側に屋根をかける事を計画した。

毎度ではあるが、我が家の場合は最小の投資で最大の効果を得る、というのが美徳とされているため、設置はやはり私の仕事となった。
予算は5万円。思い立ったのは半年前の正月休み。

早速市販のカーポートなどを調べてみるが、やはり高い。それにうまくいけばトレーラーをその下に納める事も出来るか(!)と狙っていたのでやっぱり出来合では都合が悪い。
こうなると、やっぱ自分で作るしかないか。それになるべく部材をシンプルにして合理的な設計で強度を出してコストを下げねばなるまい。またデザインも大事な要素だ。目的を達成してもカッコ悪くてはよろしくない。

正月の内にあれこれ悩んでひとつのプランが出来た。

東立面

結局ウッドフェンス同様に、三角形(トラス構造というのか)を使ってフレームを作って境界付近に立て、反対側は家そのものに持たせる構造だ。
外構のデザインを統一イメージで揃えつつ、部材も一種類だけでしかも少なくて済むのだ。
また、この構造だと直立した柱を持たずに済み、自動車が進入する時に邪魔になる事が少ないのだ。

北立面

フレームは2×4だけを使う。屋根の一部には使い残しのアスファルトシングルを使ってその他は一番安い波板だ。それでも電卓をはじくと6万円近くとなった。
まっ、いいだろう。資金が尽きたら、屋根だけ後回しにすればよい。

土台はてっとり早く枕木の残りを二本敷いて終わり。今回の総荷重は調べていないがそれほど重い事はない。これで充分なのだ。

レベルを出して少し掘るま、ほとんど置いただけの枕木

土台を決めたら、次は上図にある三角フレームを作って建てるのだ。
フレームの最上段(L=6000)だけはしっかりさせる必要があるので、2×4をずらして抱き合わせ、実質4×4の6mモノとして使った。下は基本的に正三角形とし、ややこしいのは角度切りだけだ。

あ、それから部材の調達は当初、地元のホームセンターでSPFの材を買うつもりだったが、ネットで検索しているとランバージャンクさんというお店を見つけた。よくよく調べてみると遠方から送ってもらっても、地元で買うより安いのだ。
しかも、たまたま注入材のキャンペーン中で、それを買っても地元で買うただのSPFよりも安い。おまけに我が家まで配送してもらえるので、ひーひー言いながら長材を運ぶ必要もないのだ。
また通販故、下手な材を送ると以降のリピートオーダーが期待出来ないので、販売店としては「良いモノ」を売らないとハナシにならない。確かに届いた材は良いモノで、ま、天然素材故いくらかの反りはねじれはあるものの、地元のホームセンターで一本一本長手方向を睨みながら選りだして買うよりは、手間も省け、ほぼ満足できる材が届くのでこの話を信じられる方は試してみてもよいと思う。

地面で平面にして組み立てる

さて、私の作る構造体は常に私一人で作って、私一人で組み上げる、という事をいつも意識して作業(または設計)しているのだが、今回ばかりはそうもいかない。
仕事仲間が編集に来るタイミングに合わせ、隣家のご主人にもお手伝いを願い結局三人がかりで建てた。ふたりに建てたトラスフレームを支えてもらいながらタチをレベルで確認して家本体と2×4の垂木でつなぐ。

建てたトラスフレームこっちから

トラスフレームが建った後に、近所でも有名な日曜大工好きのご主人がやって来た。「ひよわそうなフレームと思っていましたけど、かなりしっかり建ってますね」とおっしゃった。
そう、このフレームは遠目に見ると(いや、近くで見ても)細っこい2×4で出来ているので、実に頼りなさ気に見える。しかし、三角形は強いのだ。これはドーム設計でも勉強したのだが、こういうカタチで確認することになるとは思ってもいなかった。
写真のように垂木二本でも、意外に捻るような力にも強く、手で押したり引いたりしてもぶよぶよした感触などなく、かなりしっかりした印象を持つ。

垂木数本でもしっかり建っていて、なんとなく安心してしばらく手つかずであった。
材料を再度調達して垂木を計画通り配置する。450ピッチが一般的かも知れないが今回は600ピッチとした。モヤの方を450ピッチとするのだ。

垂木が終わったらトラスフレームと合わせて、家本体と同じ手持ちの塗料で塗装する。
それにしても、ろくな足場がないので高所の作業はやりづらい。高めの脚立を二つ立ててそれに2×10を渡して足場としている。きちんとしたものがあれば安全で、作業も早いのだろうが所詮は日曜大工なので仕方ないか。

垂木と塗装終わり、傍らに足場見上げるとこんな感じ、垂木が整然と並ぶ

その後、垂木に直交するようにモヤを打ち付ける。モヤは当初2×2を使うつもりであったが、予算オーバーの為モヤより上、即ち波板までは耐久性(耐候性)もなかろうと、3年から5年程度で葺き替えるつもりで、ひ弱な安い材料を使うことにした。
よってモヤは束売りの杉荒材(25×35程度)を使った。

ここで問題発生。
モヤを4×4の6mモノの側から並行に打ち付けていったのだが、下から見上げると垂木と直交していないのだ。つまり垂木とモヤで形成される四角い部分が真四角ではなく平行四辺形なのだ。
これはしばらく悩んだが、どうやらトラスフレームを立てた時に基準とした敷地境界線(ブロック積み)と家の東側が並行でなかったようだ。垂木は長モノを打ち付けた後に切り合わせたので、気がつかなかった。
こうなっていると、どこを基準にしてもきっちりカネの出た仕上がりとは成り得ないので、目的を達すればよしとし、気持ちの良いモノではないが目をつぶることにした。

モヤを打った状態、足場のコンパネ

もうひとつ問題。
垂木は殆どがベランダに打ち付けたのだが、ベランダ自体が5m程度しか長さがなく、一部は垂木が長くなり12ftの2×4材では長さがたりずに、同じ2×4を抱かせて延長したのだが、スパンが長くなるため、やっぱり強度的に不安なのだ。
写真を見てもよく判らないかもしれないが、家本体から張り出している部分から垂直に一本の材を下げ、それとベランダをつなぐ橋を作り、長すぎる垂木を3本乗せかける構造にした。
ちょっと見栄えは悪いが、これのおかげで後の工程も足場の不安なく無事に終わることが出来た。

家の構造材から下げた板にシンプソン金具を使って橋を架ける

さて、後は波板を貼って雨樋を付けて終わりだ。
、、、しかし、例のカネの違いの関係で波板も端面を斜めに切りそろえたり、ベランダの出っ張りに合わせて切り合わせたりと結構手間がかかった。
波板は一番安い6尺で520円の物。それでも24枚も必要であった。

雨樋は全く施工の経験がないので、ホースで疑似雨を降らせ樋の位置をイメージし、それなりに取り付けたつもりだ。勾配は垂木の600ピッチあたり5mm。こんなもんでしょうかね。
雨樋を施工した次の日は運良く(笑)雨。樋で集められた雨水が導いた管からまとまって出てくる様は、結構な大面積に屋根をかけた事を実感させる。
そうなのだ、この大量の雨を避けるために屋根をかけたのだ。出来映えは自己採点60点というところだが、それでもなんだか嬉しい。

雨樋の導管貼った波板を見上げた画

ひとまず、計画通り出来た。

あ、そうそう軒の付近はコンパネの幅分を手持ちのアスファルトシングルで葺く二段構えの屋根、というのが当初の計画であったが、屋根全体の重量、施工の容易さ、高所での複雑な作業の回避、トータルなコスト等々の面から取りやめとした。
結構透明に近いと思っていた波板も全てをかけるとそれなりに日陰もでき、思ったより日光を遮ってくれていつつ、適当に明るさを保っている。これでサブロク3枚分の完全な影になる部分があったら、丁度いい加減の明るさがもう少し薄暗い雰囲気になっていたかも知れない。
だから結果的には全て波板にして良かったと思っている。

それから裏話なのだが、庭の植物を担当するカミさんが「ブドウを植えたいので、ここに(即ちトラスフレームに)這わせてよいか」と建築中にお尋ねになった。
え、そんな荷重はもとより計算外でっせ、とは言ったものの、ガーデニングという世界ではパーゴラという屋根もどきをかけてそれにツタやバラや藤などを這わせて洒落た日陰を作るのだ、という事を聞いて、おお、なんだか良い感じになるかなぁ。などと気持ちが動いたこともあった。
結局、仮に植物が屋根全面を覆ったとしても、雨は避けようがない。そもそも雨を(もちろん鳥の糞もだが)避けようという目的であるからブドウ棚計画は保留にしている。
ただ、(植物の生育に必要な)明かりは採れるので、屋根の下に竹のフレームでも作って二段構えの屋根の下側に這わせると面白いような気はしているのだ。
結局、先は判らないが、とりあえずという事でまだ寒い時期にトラスフレームの根元に二本ブドウを植えた。
春になり、植えたブドウも芽を出し盛んに枝やツルをのばしはじめた。来年ぐらいには軒のあたりまで枝が届くかも知れない。うふふふ。
それで実が実ったら採って喰うのもよいが、それを狙うのは鳥も同じかも、、、、、、^^;
そしたらその下にまた屋根をかけて、、、、、えっ?

費用は全て計算して材料のみで5万6千円程度となった。まぁ、よしとしよう。

濡れた地面と乾いた地面、判ります?


台風対策と被害など

2003年6月の台風6号は実に風が強かった。

この家に住み始めて初めての烈風を体験した。そんな感じだ。
昨年も一昨年も幸いにも我が家は台風の被害に遭うこともなく無事に過ぎていった。(大雨での雨漏りはあったが)

ところが今度の6号はなぜだか、とんでもなく風が強かった。それも我が家のあたりだけ特に強かったようである。
6号接近の朝は何か悪い予感がして、昨年買って備えておいたコンパネを南側に面したパティオドアに打ち付けてみた。
それから2×4の長材も飛んで行かぬようにひもで結わえたりして、我ながらしっかりと台風対策をしてみた。

いつものパティオドアコンパネを打ち付けたパティオドア

でも、どうせまたいつものように大して吹かずに、降らずに通過してしまうのだろうと思っていた。
が、昼前からにわかに風が強くなり、電線の鳴り、吹き付ける風に窓がきしむ音、屋外の大物が倒れたりぶつかったりする音が激しくなった。
どうやら今回はマジな台風のようだ。

先日作ったばかりの車庫の屋根も、固定を忘れていた部分の揺れでゴンゴンと音を立てている。
垂木から出っ張った部分の波板は張り出しが大きく(3波以上)支える部分がないので風でビビリだし、そのうち振幅が大きくなり、しまいにはバタバタと大きく跳ねはじめた。
一カ所が打ち付けた釘から離れたと思ったら、次々に剥がれていった。飛んで行くのも時間の問題だ。案の定幅の狭い部分を1枚半程度風に持って行かれた。

飛ばされた、波板部

強風のさなか、何か大きな物が倒れるような、ぶつかるような音を聞いた。
目に付く物は朝のうちに対策を講じているので、問題はないはずだ。屋外で大きな音がすると気が気ではない。見えない分、想像を大きくしてしまうようだ。
後に点検をしてみると、どうやらその音は玄関デッキの脇においた、缶ゴミ等の保管箱だった。ご紹介はしたことがなかったと思うが、この家で私の一号作品である。
建築直後に端材が豊富な時に作ったので、相当重いのであるが、簡単に倒れてしまったようである。

倒れたゴミ箱

また、風が吹いている時は、二階の部屋も揺れる、というか一瞬風に押されてしなるような動きを感じていた。
この日はさすがに朝から幼稚園も小学校も台風の為、休園休校。蒸し暑い家で、体温の高い子供がまとわりついてくるは、パティオドアを塞がれて暗いは、停電しそうでろくに仕事もできないはで、辛い(笑)一日だった。


カヌーとスズメの巣、ついでにカラスの被害

うむむむむ。なんという事だ。
そりゃあ確かに「今年は菜の花満開の土手をバックに筑後川を漕ぐぞぉ」と鼻息は荒かった割りには未だに軒下からおろしてないけどさ。まぁ、上げ下ろしが面倒くさいっちゃそうなんだけどさ。

でもよりによって我がカヌーに巣を掛けなくてもいいじゃないか。>スズメたちall
困るんだよねぇ、ほらほら下に糞が落ちるでしょ、そこは洗濯物を干す所なんだよ。

こんな風にカヌーを保管

何が困るって、やっぱカヌーを出せない、これが一番困る。そりゃま確かに今年はまだ動かしていないが、いつでも思い立った時に漕ぎたいではないか。それが巣のせいで躊躇してしまうではないか。

不法にここを占拠している君たちに告ぐ、さっさとここを明け渡して別の場所に居を構えなさい。さもなくば法的手段に訴えますよ。(笑)
ここを追い出されたら次に彼らの住処となる場所は見つかるのか。そんなことまで心配してしまうではないか。いやいや本当は動物保護団体から苦情が来やしないかと、それが心配なのだ。(笑)

ここに巣が

このスズメの巣って、期間限定なんですかね。一定の時期が来たら引っ越すとかありますかねー。
ご存じの方はどうか教えて頂きたい。出来れば強制退去だけは避けたいですから。

それからカラスの被害。
これは主にゴミ収集の日にゴミが狙われるということなのだ。以前からポリバケツにゴミを入れて出すという手段にて対策済みではあったのだが、たまにはゴミが二袋という時もあるではないか。
うかつにもポリバケツの横に無防備なままのゴミ袋を出した時があった。そんな時に限って収集車が遅かったりして、出先からもどるとあわれゴミ袋は引き裂かれ、我が家の食生活をそのまま現すゴミが引きずり出されそこいらにまんべんなく広げられているではないか。
ゴミにはすでにアリがたかり、一部は風で少し先まで移動していっているし、、、そりゃあもう、あわれというか情けないというかみっともないというか汚らしいというべきか、、、、なんともゴミの持ち主として恥ずかしい限りの絵が家の前で展開されているのだ。

家の前でこれはないでしょ

しかもだ、私が帰って来ても間近に車ではゴミ袋の上に乗っかって悠々とゴミあさりをしているのだ。ヤツは。
逃げたかと思えば、近くの電柱の上からこちらを見下ろし「あんたが行ったらまたやっちゃうもんねー」なんて顔をしてやがる。うむむむむー、なんちゅう憎たらしいヤツだ。無駄とは判っていながらも石を拾い投げようかと見上げると飛び去って行く。こちらのモーションを読んでいるのだろうが、心の中まで読まれているような気さえしてしまう。

あの黒い物体、今に撃ち殺してくれるわー。
そんな訳でポリバケツの追加購入を検討中。くそっ。

ものづくりをしていない関係でネタ不足、どうか横道にそれたけれども勘弁して頂きたい。

つづく

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